第14回肥満症総合治療セミナー
肥満症治療の新たなモダリティを考える
第14回肥満症総合治療セミナーは盛会のうちに終了いたしました。
ご参加、ご支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

肥満症、とくに高度肥満症の治療は難渋を極めます。肥満外科療法は大変有効な治療手段ですが、その効果を引き出し持続させるためには、安全・確実な手術技能の確立と共に、 術前、周術期の管理のみならず、長期にわたる栄養・精神面へのサポートが必要です。それには、関連各科医師を中心に、栄養士、看護師、理学療法士、臨床心理士、ソーシャルワーカーが一体となったチーム医療が求められます。 また、このサポート体制の根幹は、保存的内科治療とほとんど共通です。2014年にわが国でも腹腔鏡下スリーブ状胃切除術が保険収載され、需要の高まりとともにその整備が急がれます。 そこで実践的かつ参加型の内容で、第14回のセミナーを開催することに致しました(現地+ライブ配信)。
テーマを「肥満症治療の新たなモダリティを考える」とし、手術以外に内視鏡治療やインクレチンアナログも新しい薬剤が出てきて、 内科的な肥満症治療も日々進歩しており、それらにも焦点を当ててみたいと考えております。
肥満外科治療に取り組まれている方、また取り組もうと考えている方、さらに、高度肥満の総合的治療に興味のある方々、奮って御参加下さい。 なお、本セミナーの受講は日本肥満症治療学会認定施設となるための条件のうちのひとつとなりますので、よろしくお願いいたします。
※肥満症外科手術認定施設の認定要件はこちらからご確認ください。
●主催
日本肥満症治療学会 教育委員会
●当番世話人
内藤 剛(北里大学医学部下部消化管外科学)
山内敏正(東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科)
●開催日(時刻や内容は変更される可能性があります)
【 2023年6月17日(土) 】
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 10:30 ~ | 受付開始 |
| 11:00~11:05 | 開会挨拶 |
| 11:05~11:10 | 理事長挨拶 |
| 11:00~12:30 | 第1部:肥満症の病態と治療の基本 司会 山内敏正(東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科) 1. 肥満症の病態 辻野元祥(東京都立多摩総合医療センター内分泌代謝内科) 2. 食事療法の基本 岡本智子(札幌保健医療大学保健医療学部栄養学科 3. 運動療法の基本 新國悦弘(東北大学病院リハビリテーション部) 4. 肥満症における薬物療法 庄嶋伸浩(東京大学医学部附属病院糖尿病・代謝内科) |
| 12:40~13:30 | ランチョンセミナー1 (ジョンソン・エンド・ジョンソン) 「世界の減量・代謝改善手術の動向」 司会 篠原尚(兵庫医科大学消化管外科) 演者 関洋介(四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター) |
| 13:40~15:30 | 第2部:肥満外科治療を支えるチーム医療 司会 石垣泰(岩手医科大学糖尿病・代謝内科) 1. 糖尿病・代謝・内分泌内科の役割 齋木厚人(東邦大学医療センター佐倉病院糖尿病内分泌代謝センター) 2. 管理栄養士の役割 吉川絵梨(四谷メディカルキューブ栄養科) 3. 看護師の役割 小川陽子(淡海医療センター看護局) 4. 麻酔科医の役割 白石としえ(四谷メディカルキューブ麻酔科) 5. 精神科医の役割 林果林(東邦大学医療センター佐倉病院メンタルヘルスクリニック) |
| 15:50~17:40 | 第3部:いろいろな外科治療 司会 内藤剛(北里大学医学部下部消化管外科学) 1. 外科治療の歴史 田中直樹(東北大学病院総合外科上部消化管・血管グループ) 2. スリーブ状胃切除術のコツとピットフォール1 山口剛(滋賀医科大学外科学講座) 3. スリーブ状胃切除術のコツとピットフォール2 宮崎安弘(大阪急性期・総合医療センター消化器外科) 4. スリーブプラスの概念とその実践 井上健太郎(関西医科大学附属病院外科) 5. 減量・代謝改善手術の合併症とその対策 畑尾史彦(東京都立多摩総合医療センター外科) |
| 17:50~18:40 | イブニングセミナー (コヴィディエンジャパン) 「導入の実際からスリーブバイパス、Revision手術まで」 司会 佐々木章(岩手医科大学外科学講座) 演者 稲嶺進(大浜第一病院外科) 演者 鈴木研裕(聖路加国際病院消化器・一般外科) ※セミナー終了後、情報交換会開催(19:00~21:00) |
【 2023年6月18日(日) 】
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:30~9:20 | モーニングセミナー (日本イーライリリー、日本ベーリンガーインゲルハイム) 「2型糖尿病の病態と薬物治療」 司会 綿田裕孝(順天堂大学代謝内分泌学) 演者 窪田直人(東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科) |
| 9:30~10:40 | 第4部:メンタルサポートの重要性 司会 野崎剛弘(中村学園大学大学院栄養科学研究科) 1. 術前評価における注意点 桂川修一(東邦大学医療センター佐倉病院メンタルヘルスクリニック) 2. 手術適応の基準とその判断 三條克巳(岩手医科大学神経精神科学講座) 3. 術後のメンタルサポート 山崎允宏(東京大学医学部附属病院心療内科) |
| 10:40~11:00 | フォーミュラ食にチャレンジ |
| 11:00~12:10 | 第5部:肥満症における最新の薬物療法 司会 安田和基(杏林大学糖尿病・内分泌・代謝内科学教室) 1. GIP/GLP-1受容体作動薬 加隈哲也(大分大学医学部看護学科基盤看護学講座) 2. GLP-1受容体作動薬(注射) 卯木智(近江八幡市立総合医療センター) 3. GLP-1受容体作動薬(経口) 井上郁夫(埼玉医科大学内分泌・糖尿病内科) |
| 12:20~13:10 | ランチョンセミナー2 (富士フイルム富山化学) 「肥満症の内科的治療と内視鏡治療」 司会 宮塚健(北里大学医学部内分泌代謝内科) 演者 高橋昂大(東京たかはしクリニック練馬院) |
| 13:20~14:30 | 第6部:困った症例への対処法 司会 太田正之(大分大学グローカル感染症研究センター) 1. リバウンド症例へのアプローチ 関根里恵(東京大学医学部附属病院栄養管理室) 2. 晩期合併症とその対策 遠藤裕一(大分大学消化器・小児外科) 3. 修正手術のタイミングと術式選択 大城崇司(東邦大学医療センター佐倉病院外科) |
| 14:30~14:35 | 修了証授与 |
| 14:35~14:40 | 閉会挨拶 |
●開催場所
アワーズイン阪急(現地+ライブ配信) ※オンデマンド配信は行いません
〒140-0014 東京都品川区大井1-50-5
TEL:03-3775-6121
以下のURLよりアクセス詳細をご確認いただけます。
https://www.oursinn-hankyu.co.jp/access
●開催方式
- 全てのセッションをzoomでライブ配信し、ディスカッションを行います。
- 現地でご参加の先生は、講義終了後に認定証を交付します。
- Webでご参加の先生は、第1部から第6部のそれぞれいずれかの時間で発表されるキーワードをGoogleフォーム上で解答し、全問正解の場合のみ、後日に単位認定書を発送します(受講のアクセスログも確認いたします)。
●受講対象
外科医、内科医(勤務医、開業医問わず)、精神科・心療内科医、麻酔科、栄養士、看護師、公認心理師、医療福祉士など肥満症治療に関わる医療従事者
※メディカルスタッフを含む、施設における肥満症外科治療チーム全体での参加を推奨します。
●受講者
100名(会場)
※定員に達し次第締め切ります。ライブ配信については制限がございません。
●参加費用
医師:20,000円
医師以外:15,000円
●宿泊について
宿泊は各自で手配をお願いいたします。
●申込方法:
下記お申し込みサイトからお申し込み下さい。
終了しました
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【Web参加】 お申込はこちらから⇒ クリック
※銀行振込をご希望の場合は、お手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。
●運営事務局
日本肥満症治療学会 事務局
株式会社コンパス内
〒113-0033 東京都文京区本郷3-35-4 不二光学ビル3階
TEL:03-5840-6131
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E-mail:info@jsto.jp