学術情報Academic Info
2024年6月より,腹腔鏡下スリーブ状胃切除術(バイパス術を併施するもの)が保険収載された。 同術式は減量効果や糖尿病寛解率が高いが,腹腔鏡下スリーブ状胃切除術(以下LSG)単独に比べ手技が複雑で難易度が高い。 これまでわが国では胆膵路変更術(biliopan…
「日本における高度肥満症に対する安全で卓越した外科治療のためのガイドライン」が 2013年に発表されて約10年が経過し、肥満症・糖尿病治療に様々な変化が生じております。 この度、日本肥満症治療学会ではガイドラインの改訂を行いました。 【ガイドライン2024 目…
わが国においては、肥満症や減量・代謝改善手術に精通したメンタルヘルスの専門家は極めて少ない。 またメンタルヘルスの重要性を認識していても、どのように対応したらよいのか分からない内科・外科医をはじめとする医療スタッフも少なくないと思われる。そこで、日本肥満症治療…
全文ダウンロードはこちらから 減量・代謝改善手術は,栄養・運動・認知行動・薬物治療を含めた統合的な多職種チームによる肥満症治療の一環であり, 生涯にわたるフォローアップ体制が必須である.国内における安全で有効な減量・代謝改善手術を提供する体制はいまだ十分でなく…
肥満症患者の中には、精神・心理的に歪みが見られる人が少なくありません。しかし問題は、チーム医療の中心である医師こそが率先して肥満症患者の精神・心理的背景の理解を深める必要があるにもかかわらず、これらは精神面を専門とする職種の領域であり、自分たちには関係がないと…
日本肥満症治療学会 メタボリックサージェリー検討委員会 委員長 谷徹 全文ダウンロードはこちらから
肥満症治療に関わる全医療者必携!効果を上げにくい肥満症に対して基本的な診療技能に加え、治療に有効なフォーミュラ食療法や外科治療、それらを支える精神サポート、チーム医療について具体的にポイントを紹介。一般実地医家に参考になるよう、日常診療で生まれるさまざまな疑問…
我が国における肥満症治療法の普及に備えて、安全で効果的な手術が行われるべく、日本肥満症治療学会は2010 年にステートメントを公表した。今回、International Federation for the Surgery of Obesity and met…